常駐型フリーランスを選んだわけ

目次

なぜ常駐型フリーランス?

なんで選んだか

  • いろんな案件に携われる
  • 時間超過分の給料も支払われる
  • 給料が現状のままより良い
  • 経験として

いろんな案件に携われる

フリーランスになる前までは、自社請負いで販売管理(受発注・買掛売掛)システムの開発をずっとしていました。

会社なので仕方ないのですが、自社に強みのあるシステムの開発を請負うので経験が偏ってしまいます。

それに保守的な会社だったので、あまり新しい技術を使うこともありませんでした。

社員で派遣SEだったとしても、営業がとってきた仕事に入れられるのが基本だと思います。自分のやってみたい技術に携われる可能性はそこまで高くないでしょう。

その点フリーランスであれば自分で選んで仕事できるので、気になった技術を使っている会社へアプローチをかけることができます。

時間超過分の給料も支払われる

フリーランスの給料は時間で決まっていて、多いのは140~180時間で〇〇万円という条件です。

超過・不足分は上で例でいうと、〇〇万(税抜)/時間(160時間)で割ったものが時間ごとに加減算されます。

ただし、条件によっては超過分込みとして単価を高くしている案件もあります。

※フリーランスでは報酬といいますが、給料のほうが伝わりやすいと思うので給料と記載します。

給料が現状のままより良い

会社員時代の給料が大体30万から税金と寮費を差引いて24万ぐらいでした。

そして、奨学金をアホみたいに借りてしまったので月々の返済が6万ほどと交通費、携帯代もここから出すので、大体自由に使えるお金が15万ですかね。

もし、一人暮らしするとなると+ 家賃と光熱費とネット代とかで5万ぐらいかかると月10万ほど自由に使えます。

まぁ彼女とかいたらほぼ貯金できないし、結婚しようなんて言えないですね。。。

フリーランスになってからの単価は60万を想定していたので、このまま5年ぐらい同じ給料で働き続けることを考えるとフリーランスのほうが良いと思いました。

経験として

フリーランスだと個人ですので、確定申告(経理回り)の作業もするし売上を立てることも考えないといけません。こういう経験をしておくことは仕事をするうえでも大事なことだと思いましたし、もし子どもがいる場合でも経験として個人でやることを伝えることができると考えました。

何より、まだ29歳でIT市場としては売り手市場で独身というのもあったので失敗してもどうにかなるぐらいの勢いで。

実際どうだったの?

上で書いたことはあくまで、フリーランスになる前に思っていたことです。

実際にはどうだったのかが大事です。

いろんな案件に携われた

まだフリーランス2年目ですが、2社経験しました。

1社目では官公庁から受注した国民向けシステムを経験しました。

今お世話になっている会社さんでは金融関係のBtoC向けシステムを経験しています。

業種的にも全く違うところに関わることができ、BtoC向けというシステムの規模が大きい案件にも関わることができています。

私はエージェントを通しているので、事前に何件かピックアップされた案件から希望順位をつけた上で担当の人に営業をかけてもらっています。

サービス残業なし

1度100時間近く残業した時がありましたが、その時はちゃんと残業代込みで90万円振り込まれていました。

与えられた業務に不釣り合いな残業だと、評価を落とす対象となるので気をつけましょう。

単価は想定より低かったけど大丈夫

60万想定でしたが54万(税込)で最初の案件は受けていました。

税金・保険・家賃等を差し引いても20万ぐらい余るので少し余裕をもって生活できます。

また、この時は周りの人と比べてアウトプットを出していたのと、1年ぐらいで別の案件に関わりたいと思っていたので半年ほどで単価アップの交渉に成功しました。

確定申告は勉強になる

青色確定申告で行いましたが、勉強になりました。

ざっくり以下の点が勉強になったと思います。

  • 簿記の知識で仕訳とか使う
  • 経費にどれが乗せられるか勉強する
  • 会社での申請書などの意味が何となく分かるようになる

会社でめんどくさいなーとか思いながら書類を書いたりしていましたが、私たちの利益や会社の利益を最大化するためだったんだなと反省しました。。。

結論

自分がやっているので、やった方がいいという結論にはなります(笑)

やった方がいいと思った理由と実際については上の方に記載している通りなので、同じように考えてはいるんだけど実際はどうなるんだろう…と不安になっている方の不安を解消できれば幸いです。

やっぱり一人称で仕事をするのは責任感が嫌でも出ますし、吸収力と興味の方面が広がると思います。